技能実習生に聞いてみましたぁ~!  前編

こんにちは、横浜あおばの里広報委員会です。
あおば便り 10月号にてお伝えしたように、ベトナムからの
技能実習生さんへのインタビューの様子をブログにてお伝え
させて頂きます。

広報委員 「みなさん、本日は取材の
ご協力ありがとうございます。これか
らいくつか質問させて頂きますが、
緊張せずに思ったことをお話ください。
なお、一部日本語表現に判り難い所が
があれば、広報委員が修正を入れます
ので、予めご了承ください。

広報委員 「みなさんが日本に来ようと思った
切っ掛けはありましたか?」

リンさん 「私の場合は、高校生の時にドラえもんという
漫画にハマって毎日読んでました。
ドラえもんの作品を通してみた日本は素晴らしい国だなぁ
と思ってました。それに、日本に住んでいる友達は時々
SNSに日本での生活とか景色の写真を投稿して、
“わあっ、きれいだな、日本での生活も楽しそうだねっ
て! !”投稿していました。私はいつしか日本のことが
好きになったから、一回でも日本に行って体験してみ
たら、どうかなあと思って家族に相談してところ、
家族のみんなも応援してくれたから、日本に行くこと
にしました。」

ガーさん 「私は、なんかはっきり覚えないのですが、
物事が認識できる様になった頃に我が国では日本の美
しい景色や日本人の生活がドラマとかアニメとかに
描かれていたのがきっかけです。
日本のことに興味を持ち、いつか「一度日本に
行ければ良いなぁ」とずっと思っていました。」

ニィさん 「私は高齢者が好きです。日本には高齢者
施設(特養や老健)がたくさんあります。日本に来た
ら、私は介護士になれるし、高齢者の生活と性格を知
ることもできます。また日本人の働き方を勉強するこ
とができますので。」

 

 

 

 

 

 

チャンさん 「高校生の頃、よくインターネットを見ていました。
そこで日本を見つけて、興味を持ちました。日本のイメージという
と、やっぱり桜、着物、富士山。雪も降るんだと。イメージは素晴
らしいけど、本当にそんなに素晴らしい国かどうか、自分で実際に
体験したいと思いました。家族も応援してくれて、いつか日本に来
ようと思っていました。」

広報委員  ありがとうございました。それぞれ日本に興味を持っ
た切っ掛けこそは違えど、ご家族の熱い応援を頂き、来日したよう
ですね。ご家族のご理解って大切ですからね。
それでは、実際に日本にきたわけですが・・・、日本とベトナムで
大きく違うと思ったところや、反対にベトナムも日本も同じだなと
思ったところはありますか?

リンさん 「私にとって一番違うと思ったところは・・・、ベトナ
ムの道路は、右側通行です。ところが日本は左側通行ですね。
日本に来る前に教えてもらったけど、実際に体験してみて、びっく
りした。今はだんだん慣れてきたけど、時々「危ないなあ」と感じ
ることがあります! !

ガーさん 「私がベトナムと日本で違うと感じたところは、やはり
天気だなぁ、飛行機から降りる瞬間、すごく冷たい風に吹かれて自
分の身体が固まって冷凍庫に過ごされているみたいだと思ったこと。
反対に同じようだなと感じたのは、「梅雨」です。
私が生まれたベトナムの中部は、国内でも天候が大変な地域です。
おかげで梅雨入り、雨が多くなる季節も、電動自転車を漕いでの
出勤も慣れていたので、無事に出勤することが出来ました。 」

ニィさん 「ビックリした事は地震です。ベトナムは地震があり
ません。でも日本は地震がたくさんあります。ベトナムと似てい
る点は、食料品です。」

チャンさん「私も食料品だなぁ。スーパの食品は日本の方が少し
豊富だけど、あまり違いがなくて、私がよく食べる食品が買えます。
ベトナムの調味料を使って作るから、やはりベトナム料理の味に
似てきます。私はベトナムで日本のことをよく調べてから来日し
たのだけど、実際来日して違うなぁと感じてびっくりしたことが
あります。
ベトナムでは、いつもドアを開けて、みんな笑っておしゃべり
するんだけど。日本は本当にとても静かで驚きました。
いつもドアは閉まっていて、小さな声さえも聞こえない。話し
たり、笑いすぎてしまったり、音楽を流したりする時、みんな
に迷惑を掛けているかなと心配に思ったことです。」

広報委員  なるほど。食べ物については似ているのですね。
また、ベトナム中部の天候は、日本の梅雨に似ているようですね。
地震には驚いたでしょうね。日本人から見ると地震が無いなん
て羨ましい限りです。
あと、日本は「静か」ということですが、一面では確かにそう
です。特に公共機関では、子供の頃から「静かに」と言われて
きましたから。
最近ではそうでもないようです。また、多分職員寮の部屋での
事かと思いますが、そんなことないですよ、華麗なる誤解です。
あまり気にしなくても、大丈夫ですよ。日本の女子高生とかみ
んなワイワイしていますから・・・。(ちょっと違うかなぁ~)

広報委員  さて次の質問ですが、あおばの里で介護の仕事を
していて、うれしかったなぁと思ったことはありますか?
では今度は、今年来日したお二人から先にお願いします。

ニィさん  「私が良かったと思うことは・・・ご利用者様と
一緒に「故郷の歌」を歌えることです。」

チャンさん 「私のスローガンは”仕事での毎日は、楽しい
良い日です”。あおばの里に来た最初 の頃、フロアーのス
タッフがみんな優しくて、よく教えてくれるし、飲み物やお
菓子も買ってくれた。
何かあったらすぐに手伝ってくれて、どうすればいいか説明
してくれた。みんなのおかげで、段々仕事に慣れてきて、本当
にうれしかった利用者様との生活も楽しみ。あおばの里のご利
用者様は、私にとっての「おばあちゃんとおじいちゃん」だから。
日常生活を手伝ってあげて、利用者様の笑顔を見ると、私もうれ
しくなる。」

 

後半に続く・・・

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